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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/1/25 12:30)
(ブルームバーグ)米配車サービス、ウーバー・テクノロジーズのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は、就任後初めてアジアを訪問する予定だ。同社の将来性をめぐる懸念が域内で広がっている。
同CEOは2月19日からの週に日本とインドを訪問して企業、政府の要人と会談し、顧客や運転手や都市にどのようにサービスを提供できるかを協議する方針。ウーバーの広報担当クリス・ブルミット氏が明らかにした。
前任者のトラビス・カラニック氏は相次ぐスキャンダルを受けて辞任。コスロシャヒCEOは昨年夏の就任以降、ウーバーのイメージ改善に向けた活動を進めてきた。コスロシャヒ氏は前任者が取っていた好戦的な手法ではなく、当局とより密接に連携すべきだとの見方を示してきた。
ウーバーは最近、ソフトバンクグループ率いる投資家連合への株売却取引を完了。ソフトバンクが同社の筆頭株主となった。
ウーバーの取締役に就任するソフトバンク幹部、ラジーブ・ミスラ氏は最近のフィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、米国や欧州、中南米、オーストラリアなどの中核市場に集中するようウーバーに提案した。コスロシャヒCEOは今週のダボスでのインタビューでそれには同意せず、同社が拡大に「前向き」だと述べた。
原題: Uber’s Khosrowshahi to Make First Asia Visit as CEO in February(抜粋)
(2018/1/25 12:30)