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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/1/30 11:00)
お昼前後、音楽で癒やし
東京メトロは29日、お昼前後の地下鉄日比谷線車内でショパンの「ノクターン」などの音楽をBGMとして流す試みを始めた。観光列車などを除く電車としては国内初という。同社は「落ち着いた音楽でお客さまの癒やしにつながれば」と話している。
昨年7月、運行中の電車で誤ってクラシック音楽を流したところ、乗客から好意的な声が多く試験導入を決めた。当面、日比谷線の中目黒―北千住駅間を午前10時台~午後2時台に走る1編成で1日2往復させる。
通勤で日比谷線を利用する女性会社員(58)は「エステみたい。普段より気分よく乗れた」と高評価。一方、出張で偶然乗り合わせたという会社員の男性(56)からは「言われるまで気付かなかった。眠くなるかも」との声があった。
車両の編成番号が奇数の場合は、ショパンのほか、ドビュッシーの「月の光」など、偶数ではヒーリング音楽を流す。音量は通常の約8割に抑え、車内放送の際にはさらに低くする。(時事)
(2018/1/30 11:00)