[ ICT ]
(2018/1/31 13:30)
無料対話アプリで培ったセキュリティー技術を基に、ブロックチェーンの研究を進めていくという(ブルームバーグ)
無料対話アプリ大手のLINEは31日、仮想通貨取引や保険、ローンなどの事業を手掛ける金融子会社「LINEフィナンシャル」(東京)を設立したと発表した。同社の決済サービスとの連携も含め、スマートフォンのアプリ上で手軽に金融商品を提供できるようにする。
LINEは既に、仮想通貨交換業者の登録を金融庁に申請した。今後は対話アプリのシステム構築で培ったセキュリティー技術を基に、仮想通貨の取引に不可欠なブロックチェーン(分散型台帳)の研究を進める。
仮想通貨取引など金融サービスを実際に提供する時期は未定だが、同社は日本のほか、台湾、タイなどLINEの利用者が多い国で展開することを想定している。(時事)
(2018/1/31 13:30)