[ ICT ]

【電子版】アップル純利益は2.2兆円 米IT3社の10-12月期、全社が売上高 最高更新

(2018/2/2 11:30)

  • アップルは主力のアイフォーンの販売台数は減少したが、高価格モデル「X」の投入が寄与し増収となった(ブルームバーグ)

販売数減も増収、高価格「iPhone X」がけん引

 【シリコンバレー時事】アップルなど米IT大手3社が1日発表した2017年10~12月期決算は、好調な年末商戦を反映し、そろって売上高が過去最高を更新した。ただ、グーグル持ち株会社のアルファベットは、米税制改革で一時的な費用が膨らみ、純損益が赤字となった。

 アップルは、主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の総販売台数が前年同期比1%減の7731万台だった。ただ、11月に発売した高価格帯の新モデル「X(テン)」が増収に寄与。純利益も12.2%増の200億6500万ドル(約2兆2000億円)と過去最高を記録した。

  • アマゾンは主力のECとクラウド事業が引き続き好調。売り上げの伸びはなお加速している(ブルームバーグ)

アマゾン、売上高4割増 伸びはなお加速

 アマゾン・ドット・コムも主力のインターネット通販の伸びが続き、売上高が604億5300万ドルと4割近く増加。有料会員などの継続課金型の事業やネット経由でデータ処理を請け負うクラウド事業も好調だった。

 一方、アルファベットは、売り上げの大半を占めるグーグルの広告収入が堅調に推移したものの、税金関連の追加費用99億ドルの計上で30億2000万ドルの赤字に陥った。

(2018/2/2 11:30)

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