[ 金融・商況 ]
(2018/2/3 05:00)
【ジャカルタ=池田勝敏】りそな銀行が出資するインドネシアの合弁銀行、りそなプルダニア銀行はジャカルタ市内で開業60周年の記念式典を開いた。取引先や当局関係者ら600人弱が参加し、節目を祝った。
日本とインドネシアが国交を樹立した1958年、大和銀行(現りそな銀行)などが現地資本と組んで日本初の合弁企業として開業。地場企業の融資を皮切りに日系企業の進出に合わせ事業を拡大してきた。
りそなホールディングスの東和浩社長は「今の実績を見ると、60年前に先駆者が銀行業務を開始しようとした先見的な決定を誇りに思う」と話した。
2月中旬にりそなプルダニア銀行社長に就任予定の平松一郎元りそな銀行国際事業部長は「最も信頼性の高い銀行であろうとしたことは60年変わっていない。今後もすべての顧客に洗練された金融サービスと適切なサポートを提供することを約束する」と抱負を語った。
(2018/2/3 05:00)