【電子版】双日の１７年４－１２月期連結、当期益４８．８％増

双日が２日に発表した２０１７年４―１２月期連結決算（国際会計基準）は、石炭などの資源価格の上昇や、鉄鋼市況の回復で、石炭・金属部門を中心に業績が好調で、当期利益が前年同期比４８．８％増の４４７億円と、大幅な当期増益となった。

１８年３月期の見通しは、純利益の予想を５００億円から５６０億円に上方修正した。事業部門別では、自動車部門で５０億円から７０億円、石炭・金属部門で１７０億円から１９０億円に予想を引き上げた。自動車は、ロシアやタイ、フィリピンなど、海外での販売が好調で、１７年１１月の前回時点に続き、通期の見通しを上方修正した。