【電子版】「金利急上昇のリスクある」マルバニー米OMB局長、財政赤字拡大で

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  米行政管理予算局のミック・マルバニー局長（ブルームバーグ）

　米行政管理予算局（OMB）のマルバニー局長は11日、米国の財政赤字が今年増加し、その結果金利が「大幅に上昇する」恐れがあると指摘した。同時に、トランプ大統領の減税に伴う持続的経済で時間の経過とともに財政赤字が減少する可能性もあると述べた。

　同局長はテレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で、ホワイトハウスが2019年度の予算教書を公表する前日に発言した。

　局長は2年間の予算合意で支出が3000億ドル増加することで、19年度の財政赤字が約1兆2000億ドルに拡大する公算があり、その結果として金利が急上昇するリスクがあると語った。（ブルームバーグ）