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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/28 10:30)
中国の自動車メーカー、浙江吉利控股集団は独ダイムラーに目を向ける前、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と非公式に協議していたと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。
公表されていない情報だとして匿名を条件に述べた関係者によると、海外拡張に関する選択肢を模索していた吉利の李書福会長は、2017年の半ばにFCAに接触した。ただ、18年までの5年間成長計画を終えた後のFCA評価を巡って双方の見解が一致しなかったため、李氏は正式な提案は行わなかったという。吉利とFCAの担当者はコメントを控えた。
吉利は先週、李氏が約73億ユーロ(9600億円)相当でダイムラー株9.7%を取得したと発表。これにより吉利はダイムラーの筆頭株主に浮上した。(ブルームバーグ)
(2018/2/28 10:30)