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【電子版】噴煙最高3000メートルに 新燃岳、噴火続く

(2018/3/7 11:00)

霧島連山・新燃岳では6日午後1時35分、火口内の東側が新たな溶岩で覆われている様子が観測された(点線円内)(福岡管区気象台・国土交通省九州地方整備局提供、時事)霧島連山・新燃岳では6日午後1時35分、火口内の東側が新たな溶岩で覆われている様子が観測された(点線円内)(福岡管区気象台・国土交通省九州地方整備局提供、時事)

 気象庁は7日、宮崎・鹿児島両県境の霧島連山・新燃岳で同日午前6時15分に、噴煙が火口の縁から3000メートルの高さまで上がったと発表した。連続的な噴火が1日午前に始まって以来、最も高い。火山灰は主に北西に流れると予想され、両県のほか熊本県でも降灰が予想される。

 6日午後からは7年ぶりに爆発的噴火も起きており、同日の上空からの観測では火口内の東側が新たな溶岩で覆われ、監視カメラの画像では溶岩の一部が熱で赤く見えていた。

 気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、火口3キロメートル以内では大きな噴石、2キロメートル以内では火砕流に警戒するよう呼び掛けている。(時事)

(2018/3/7 11:00)

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