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[ 科学技術・大学 ]
(2018/3/12 10:00)
(ブルームバーグ)宇宙開発ベンチャー企業、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)のイーロン・マスク氏は、同社が火星旅行の実現に向けて建造している宇宙船が2019年にも短距離の試験飛行を行う可能性があることを明らかにした。
マスク氏はテキサス州オースティンで開催されている「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」のイベントで、脚本家ジョナサン・ノーラン氏の質問に応じ、「宇宙船とブースターについては順調に進んでいる」と発言。その上で、「恐らく来年前半に短い飛行を複数回実施できると考えている」と語った。
火星に人類のコロニーを建設することを夢見てきたマスク氏(46)は 17年、地球上のどこでも1時間未満で到着可能な宇宙船を新たに建造中だと発表。「BFR」というコードネームが付けられたこの宇宙船は最終的に月や火星への飛行が可能になると話していた。
ただ、マスク氏はSXSWで、プロジェクトの完成時期に関する自身の見通しが時折やや楽観的だとも述べている。
原題: SpaceX Mars Ship Could Make Short Test Flights in ’19, Musk Says(抜粋)
(2018/3/12 10:00)