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(2018/3/13 05:00)
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8位 挑戦する企業/コマツ(1)100年企業「第2章」始動 ICTで現場支援
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■解説:挑戦する企業/コマツ(1)100年企業「第2章」始動 ICTで現場支援(3/7)
自動運転車や人工知能(AI)といった分野で日本が米国などの後を追いかける立場にあるのに対し、ICTを駆使した土木工事手法「スマートコンストラクション」で世界をリードするのがコマツ。ドローンの空撮による現場の3次元地形データの作成から、施工土量の計算、立案した施工計画に基づく半自動での建機操作により、新人でも作業が行えるようにした。
AIの普及が急速に進み、近い将来にはAIに雇用を奪われるのではないかという懸念も一部で高まっている。ただ、人口減少社会の日本では、ほかの先進諸国と事情が少し異なる。AIやICTを活用し、いかに生産性や付加価値を高めるかが焦点となっている。
その代表事例でもあるコマツは、シリコンバレーのドローンベンチャーと協議開始からわずか3カ月で提携にこぎつけるなど、従来の日本の大企業にはないスピード経営も持ち味。自社のコア事業をベースに、付加価値向上のための新たなサービスモデルを練り上げ、それを実現するための専門技術やサービスを持つ他社と協業しながら、いかにスピード感を持って市場に展開していくかがイノベーションの成否ににつながる。
(2018/3/13 05:00)