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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/5 13:30)
中国が米国への対抗措置として示した米航空機に対する関税案を注意深く読み、ボーイングの投資家は貿易戦争勃発への不安を和らげた。
中国は一定範囲の重量の米航空機への関税を25%上乗せする案を発表した。これはボーイングについて言えば、737型機のうち生産終了に近づいている世代の機種を主な対象としていることになる。同社資料に基づくと、新型シリーズの737MAXでは1機種を除いて全機種が除外される。
JPモルガン・チェースのアナリスト、セス・サイフマン氏は4日の顧客向けリポートで、「中国が示した案はボーイングに対する大きな打撃を避けるために注意深く調整されており、米政権へのメッセージとして意図された面がより強いように思える」と記した。
中国が発表した上乗せ関税案は、重量1万5000-4万5000キログラムの航空機を対象としている。(ブルームバーグ)
(2018/4/5 13:30)