[ 金融・商況 ]
(2018/4/7 08:30)
【ニューヨーク時事】週末6日のニューヨーク株式相場は、米中間の貿易摩擦への懸念が再び高まる中、4営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比572.46ドル安の2万3932.76ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は161.44ポイント安の6915.11で引けた。
トランプ米大統領が中国からの輸入品を対象に新たな追加関税の検討を表明したことを受け、中国商務省は6日、「課税リストが発表されれば、直ちに強力な反撃に出る」(高峰報道官)と宣言した。両国が態度を硬化させたことで、市場では貿易摩擦激化に対する懸念が再燃。終日売り優勢の展開となり、ダウの下げ幅は一時767ドルまで拡大した。
(2018/4/7 08:30)