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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/4/24 16:00)
中国のトラック配車アプリで最大手、満幇集団は事業拡大に弾みを付けるため19億ドル(約2070億円)を調達したことが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。
この資金調達にはソフトバンクの「ビジョン・ファンド」や中国の国新科創基金、GSRベンチャーズ、米アルファベットの投資部門キャピタルGなどが支援し、満幇集団の企業価値は65億ドルと評価された。詳細は部外秘だとして関係者は匿名を条件に明らかにした。既存の投資家テンセント・ホールディングス (騰訊)とセコイア・キャピタルも今回の資金調達に関与したという。GSRは投資を確認した。
満幇集団は昨年11月に、ライバル同士だった「貨車幇」を展開する貨車幇科技と「運満満」を手掛ける江蘇満運軟件科技が合併して誕生した。
満幇集団とテンセント、セコイアのコメントは現時点で得られていない。国新科創基金に電話取材を試みたが応答はなかった。ソフトバンクグループの広報担当はコメントを控え、グーグルにコメントを求めたがこれまでのところ返答は得られていない。ソフトバンクとキャピタルGの出資については米紙ウォールストリート・ジャーナルが先に報じていた。(ブルームバーグ)
(2018/4/24 16:00)