- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/26 15:00)
中国当局は乗用車に対する輸入関税の引き下げを検討している。事情を直接知る複数の関係者が明らかにした。自動車市場をさらに開放する中国政府の計画の一環。
情報が公になっていないとして匿名を条件に話した関係者によると、国務院は輸入車に課している税率を現在の25%から10%、または15%に下げる提案を検討中。早ければ来月にも決定が発表される可能性があるという。
中国財政省にファクスでコメントを求めたが、今のところ返信はない。
税率が引き下げられれば、 BMWやトヨタ自動車など海外メーカーには追い風となる。中国で製造された車に対する輸入モデルの競争力が増すためだ。
習近平国家主席は今月、自動車の輸入関税を年内に引き下げる方針をあらためて表明していたが、下げ幅は示してなかった。(ブルームバーグ)
(2018/4/26 15:00)