【電子版】米テスラが過去最大の赤字 モデル3生産前進、下期黒字転換見込む

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  テスラの発表によると、4月は3週連続で2000台を超えるペースでモデル3を生産したという（テスラのモデルS75D、ブルームバーグ）

【シリコンバレー＝時事】米電気自動車（EV）メーカー、テスラが2日発表した2018年1～3月期決算は、純損失が7億955万ドル（約780億円）となり、前年同期の3億3027万ドルから拡大した。同社初の量販型セダン「モデル3」の生産の遅れが響き、過去最大の赤字を計上した。

　ただ同社は、今後量産が計画通りに進めば18年下期には黒字に転換するとの見通しを示した。売上高は前年同期比26．4％増の34億875万ドルだった。EV出荷台数の増加に加え、大型蓄電池などエネルギー部門の好調も増収に寄与した。