[ ICT ]
(2018/6/5 14:00)
米パロアルト・ネットワークスは次期最高経営責任者(CEO)に指名したニケシュ・アローラ氏に約1億2800万ドル(140億円)相当の報酬パッケージを付与した。米企業幹部の中でも屈指の高額報酬となる可能性がある。
パロアルトの4日の規制当局への届け出によると、アローラ氏(50)は6日のCEO就任に際して最高1億2600万ドル相当の株式報酬の権利を得る。その約半分は同社株価が2倍以上に伸びた場合のみ確定し、残りは同役職にとどまることを条件に支給される。
アローラ氏は 孫正義氏に次ぐソフトバンクグループのナンバー2として2年間副社長を務め、2015年度の日本の役員報酬ランキングで首位に立った。
パロアルトはアローラ氏に基本給100万ドル、業績連動のボーナス100万ドル、7年にわたり権利が確定する制限付き株式4000万ドル相当、株価が最低150%上昇した場合段階的に権利が確定する6600万ドル相当のストックオプションを付与する。また、就任1カ月以内にアローラ氏が購入する株式の同額を最高2000万ドルまで、制限付き株式として拠出する。(ブルームバーグ)
(2018/6/5 14:00)