[ ICT ]
(2018/6/21 11:30)
【シリコンバレー=時事】写真投稿サイトを運営する米インスタグラムは20日、最長1時間の動画を投稿・視聴できるサービスを世界で導入すると発表した。市場が拡大する動画共有サービスに本格的に参入し、先行するグーグル傘下のユーチューブに挑む。
新サービスの名称は「IGTV」。従来のインスタ上でも利用できる。動画の表示領域をスマートフォンの縦長画面に最適化。シストロム最高経営責任者(CEO)は、サンフランシスコで開いた発表会で「従来の動画視聴方法は古くて時代遅れだ」と見やすさを強調した。また、インスタの月間利用者数が10億人に達したことを明らかにした。
2010年にサービスを開始したインスタは、若年層を中心に人気を集め、12年にフェイスブック傘下に入った。約22億人が利用する「フェイスブック」などに続き、「10億人アプリ」に成長した。
(2018/6/21 11:30)