[ ICT ]
(2018/8/13 18:00)
米フェイスブックの幹部デービッド・マーカス氏は10日、仮想通貨交換業者コインベースの取締役を辞任した。フェイスブックが独自のブロックチェーンを推進していることが示された。
マーカス氏は辞任の理由として、フェイスブックでブロックチェーン活用の可能性を模索する新たなグループを統括していることを挙げた。今回の動きについてはブロックチェーンのニュースサイト、コインデスクが先に伝えていた。
フェイスブックはブロックチェーンの活用方法をまだ発表していないが、他社に追随し独自の仮想通貨やトークンを発行すると一部アナリストは考えている。その場合、マーカス氏は同社トークンのコインベース上場を働き掛ける可能性があるため、コインベースの取締役にとどまれば利益相反と見なされかねないと、デジタル・アセット・リサーチのテクノロジー調査ディレクター、ルーカス・ヌッツィ氏が指摘した。(ブルームバーグ)
(2018/8/13 18:00)