[ ICT ]
(2018/8/28 13:30)
【バンコク=時事】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの迫害問題に関連して、米インターネット交流サイト(SNS)のフェイスブックは27日、「憎悪や偽情報」の拡散を防ぐため、20個人・組織を対象に利用を禁止する措置を取ったことを明らかにした。対象にはミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官や国軍所有のテレビ局が含まれる。
また、フェイスブックはアカウント18件とページ52件、インスタグラムのアカウント1件を削除した。フォロワーは計1200万人近くに達していたという。
フェイスブックは「これらの個人・組織の多くが深刻な人権侵害を行っていた証拠が見つかっている」と指摘。「われわれのサービスが民族・宗教対立をあおるのに利用されるのを阻止したい」と強調している。
(2018/8/28 13:30)