[ ICT ]
(2018/8/29 18:00)
中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は米市場への同社のアクセスに関する制約に反対する中で、米連邦取引委員会(FTC)に支援を求めている。
華為はFTCへの20日の届け出で、安全保障絡みの制約が「より妥協のない競争から恩恵を得られるはず」の消費者に損害を与えていると記した。華為は同社の製品に高度な安全保障リスクはないと主張。米連邦通信委員会(FCC)でもこの申し立てが27日に記録された。
華為は9月に始まるFTCの公聴会に参加し、競争と消費者保護の問題に対応したいとコメントした。
華為と中国の同業、中興通訊(ZTE)の製品がスパイ活動に使われている可能性があるとの懸念を巡り、米当局は両社に対する検証を強化。中国外務省の報道官は7月、米国は「根拠のない臆測と中国企業に対する意図的な弾圧をやめるべきだ」と述べた。(ブルームバーグ)
(2018/8/29 18:00)