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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/8/30 13:30)
電気自動車メーカーの米テスラで人事と施設の責任者を務めるガブリエル・トレダノ氏が休職中であることが明らかになった。同社はイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が引き起こした騒動への対応に追われている。
トレダノ氏は29日の電話取材に対し、休職中であることを確認したが、それ以上のコメントは控えた。同氏は2017年5月にエレクトロニック・アーツから最高人材活用責任者(CPO)としてテスラ入りした。テスラの広報担当者によると、休職はトレダノ氏の申し出によるもので、同氏の責務は他の人事チームメンバーが対応している。
テスラの女性幹部で最も高い位置にある1人であるトレダノ氏(51)は、マスクCEOの直属の部下であり、6月の年次株主総会で同CEOと共にステージに立った一握りの幹部の1人。マスクCEOはそれから1週間後、黒字化を目指す取り組みの一環として全従業員の約9%に相当する3000人余りを削減すると発表した。
マスクCEOは今月、テスラの株式非公開化を検討しているとツイートし、そのための資金を確保したと述べたことで数週間にわたり物議を醸している。同CEOはその取り組みを17日後に断念したものの、現在は株主訴訟と米証券取引委員会(SEC)による調査に直面している。(ブルームバーグ)
(2018/8/30 13:30)