【電子版】独ポルシェ、ディーゼル車から撤退 世界販売12％まで低下

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  ポルシェ70周年記念セレモニーで本社に展示されたEV「タイカン」（6月8日、シュトゥットガルト＝ブルームバーグ）

【フランクフルト＝時事】ドイツ高級スポーツ車メーカーのポルシェは23日、ディーゼル車の販売から撤退すると発表した。親会社のフォルクスワーゲン（VW）で排ガス不正が発覚して以降、ディーゼル車への風当たりは国内外で強まっていた。撤退表明は独自動車メーカーで初めて。今後は電気自動車（EV）やハイブリッド車（HV）にシフトする方針。

　ポルシェによると、ディーゼル車の販売は減少傾向にあり、同社の世界販売に占める割合は2017年に12％まで低下した。

　25年までには新車販売の半分をEVかHVにする計画。19年には同社初のEVとなる「タイカン」の発売を予定している。