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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/9/27 10:00)
米テスラは売り上げと納車台数を伸ばすため、インセンティブの提供やボランティアの活用などで、猛烈な四半期末の追い込みをかけている。同社は4-6月(第2四半期)の終わりには、極めて重要な「モデル3」セダンの生産引き上げが可能なことを投資家に証明しようと必死だったが、7-9月(第3四半期)の期末は、売上高を押し上げて黒字達成に近づけるよう、製品を速やかに消費者の手元に届けることが焦点になっている。
顧客のツイートによれば、22日にはカリフォルニア州フリーモントにある同社の納車拠点でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の姿が見られた。長い間テスラ車に乗っている顧客の多くがマスク氏の呼び掛けに応じ、納車センターでボランティアとして働く姿も見られた。
これらのボランティアは、多忙なテスラ社員に代わり、テスラ車を受け取りに訪れた顧客からの質問に答えるなどしている。販売ペースを引き上げるため、同社はテスラ充電ステーションの利用料金100ドル分を、場合によっては料金無料オファーを提供。また、在庫品のモデルSが3000ドル値引かれていたとの顧客情報もある。(ブルームバーグ)
(2018/9/27 10:00)