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[ 環境・エネルギー ]
(2018/10/8 13:00)
原田義昭環境相は5日の閣議後記者会見で、スーパーやコンビニで配布しているレジ袋について「プラスチックが環境に与える影響というのは非常に深刻で、有料化を義務付けることも検討すべきではないか」と述べた。環境省が来年の20カ国・地域(G20)会議までに策定するプラスチックごみの削減やリサイクルに関する方針に、有料化を盛り込む方向で調整する。
レジ袋をめぐっては2006年、同省などが有料化を推進する方針を策定し、配布を抑制する企業努力を促してきた。14年の内閣府による世論調査では、レジ袋の無料配布禁止について「賛成」の回答は61.1%に上った。
総合スーパーでは現在、イオンやイトーヨーカ堂が食品売り場でレジ袋有料化の取り組みを進めているほか、多くの食品スーパーでもレジ袋を辞退する客にポイントや値引きのサービスを提供している。コンビニでは、レジ袋を薄くしたり、客に袋が必要か声を掛けたりして有料化せず削減する方法を模索している。(時事)
(2018/10/8 13:00)