[ ICT ]
(2018/10/9 18:00)
米アップルは米議員に対し、同社のサーバーは危険にさらされておらず、世界に広がるサプライチェーンは安全だと書簡で伝えた。
アップルは上下両院の商業委員会の委員長や民主党筆頭理事らに宛てた8日の書簡で、中国の工作員がマイクロチップを使って米コンピューターネットワークに侵入したとのブルームバーグの報道に異議を唱えた。アップルの情報セキュリティー担当バイスプレジデント、ジョージ・スタサコプロス氏の署名が入った同書簡は両委員会のスタッフメンバーのための追加的なブリーフィングを申し出ている。
同書簡は、「個人やコミュニティー、各国は米国の共有されている技術インフラのセキュリティーと完全性に頼っている」とした上で、「われわれアップルの各人はこの責任を至上のものと考えており、今後も引き続き、より良い世界を構築する技術の潜在的可能性へのユーザーの信頼を害そうとしたり、データを盗もうとしたりするハッカーやサイバー犯罪者、国々より常に先を行こうと大いに努力していく所存だ」とした。(ブルームバーグ)
(2018/10/9 18:00)