[ 機械 ]
(2018/10/25 05:00)
独シーメンスのジョー・ケーザー最高経営責任者(CEO)がサウジアラビアでの投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」を欠席したことを受け、同社とサウジが合意した発電所計画への署名が先送りされた。同計画は最終的に最大200億ドル(約2兆2400億円)規模とみられていた。事情に詳しい関係者が明らかにした。
話し合いが非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、ケーザーCEOはFII出席に合わせて同計画の契約書に署名する予定だった。計画自体は続行される見込みだが、時期は遅れるという。
シーメンスの広報担当者はコメントを控えた。サウジのエネルギー省にコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。(ブルームバーグ)
(2018/10/25 05:00)