[ ICT ]
(2018/12/11 10:30)
あわや5000万人超に影響
【シリコンバレー時事】米グーグルは10日、交流サイト(SNS)「グーグル+(プラス)」について、新たにセキュリティー上の欠陥が見つかり、約5250万人の利用者の個人情報が流出する恐れがあったと発表した。10月にも、同じサービスで利用者の情報が流出する危険に長期間さらされていたことが発覚したばかり。ずさんな管理に批判が集まりそうだ。
同社は既に、グーグル+の個人向けサービスを2019年8月に打ち切ると表明していたが、今回の欠陥を受けて、同年4月に前倒しする。企業向けを存続させる方針に変更はない。
新たな欠陥は今年11月にソフトを更新した際に生じ、1週間以内に修復したという。実際に不正利用された形跡はないとしているが、外部のアプリ開発業者が名前やメールアドレスなど利用者が公開していない情報を取得できる状態だった。
(2018/12/11 10:30)