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[ 科学技術・大学 ]
(2018/12/23 08:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ2」から小惑星「リュウグウ」に投下され、ジャンプしての移動や写真撮影に成功した2台の小型探査ロボット「ミネルバII-1」を、それぞれ「イブー」「アウル」と命名したと発表した。
JAXAによると、ローマ神話の女神「ミネルバ」と共に描かれるフクロウやミミズクを表すフランス語の「イブー(HIBOU)」と英語の「アウル(OWL)」から取った。
2台はJAXAと会津大(福島県会津若松市)などが開発。いずれも直径18センチメートル、高さ7センチメートルの円筒形で重さは約1キログラム。内蔵モーターを回転し、反動を利用してリュウグウの表面を飛び跳ねる形で移動する。
9月21日にリュウグウの赤道北側に投下され、2台とも移動や写真撮影に成功。うちイブーは1カ月以上活動し、200枚以上の写真を送ってきたという。(時事)
(2018/12/23 08:00)