【電子版】NY円、108円台後半に上伸 景気減速懸念で円買い進行

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【ニューヨーク＝時事】年明け2日のニューヨーク外国為替市場では、世界的な景気減速懸念が広がる中、安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが進行し、円相場は1ドル＝108円台後半に上伸した。午後5時現在は108円83～93銭と、前営業日同時刻比69銭の円高・ドル安。

　中国や欧州の経済指標が低調だったことを受けて世界的な景気減速懸念が強まり、安全資産として円を買う動きが進行。円は欧州の取引時間帯に一時約7カ月ぶりの高値水準となる108円70銭付近まで上伸した。

　対ユーロは1ユーロ＝123円50～60銭で、2円13銭の円高・ユーロ安となった。