[ ICT ]
(2019/3/16 05:00)
【シリコンバレー=時事】インターネット交流サイト最大手の米フェイスブック(FB)は14日、クリス・コックス最高製品責任者が退任すると発表した。後任を直ちに任命する考えはないという。コックス氏は2005年にFBに参加し、「ニュースフィード」など初期のFBの機能を開発。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の懐刀とみられていた。
ザッカーバーグ氏は、従業員宛てのメールで、コックス氏は数年前から別の仕事に取り組むことを希望していたと説明。私的なメッセージ機能に重点を置く新たな方向性を打ち出し、区切りを付けたという。
また、対話アプリ「ワッツアップ」の責任者クリス・ダニエルズ氏が退社することも明らかにした。昨秋には写真・動画共有アプリ「インスタグラム」のCEOが辞任しており、幹部の退社が続いている。
(2019/3/16 05:00)