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[ エレクトロニクス ]
(2019/4/16 13:30)
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は16日、来年実施される台湾総統選で野党・国民党からの出馬を目指すことを検討していることを明らかにした。
郭会長は台北市内で行われたセキュリティーフォーラムに合わせて発言。国民党の候補指名を獲得し、再選を目指す蔡英文総統に挑むことを検討していると述べた。郭氏は「決断すれば、国民党の予備選に参加する」と表明。できるだけ早期に決定するとした。
同会長は「昨夜は一睡もしなかった。若者のために何ができるか自問している」と語った。
郭氏は台湾で起業したが、中国の安価な賃金や用地コストに目を付け、海外の企業経営者としては早くから同国内に工場を設け、素早く製品を市場に投入することに成功した。
一方、与党・民主進歩党では蔡総統だけでなく、頼清徳前行政院長も指名獲得に名乗りを上げている。(ブルームバーグ)
(2019/4/16 13:30)