[ ICT ]
(2019/5/19 05:00)
中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、事業継続に必要な半導体やその他重要な部品を少なくとも3カ月分確保している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
トランプ政権は17日、ファーウェイが中国による情報活動に加担しているとして、米国サプライヤーへのアクセスを事実上禁止する措置を発効させた。同社はスマートフォンや通信機器を製造する上で米企業のソフトウエアや半導体が欠かせない。ファーウェイは遅くても2018年中盤から、こうした事態に備えて部材を蓄えると同時に、半導体の自社生産を計画してきたという。
中国政府の当局者は昨年、米国以外の調達チャンネルを模索するようファーウェイの経営幹部に非公式に指示した。複数の関係者が部外秘の情報だとして匿名を条件に明らかにした。(ブルームバーグ)
(2019/5/19 05:00)