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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/7 05:00)
【フランクフルト=時事】ドイツの高級車大手BMWは5日、ハラルト・クリューガー社長が来年に満了となる自身の任期の延長を辞退したと発表した。
2015年5月に就任した社長の現行任期は20年4月末まで。社長は声明で「新しいキャリアに切り替え、多様で国際的な経験を新たな課題とプロジェクトにつぎ込みたい」と話した。
監査役会のライトホーファー会長は社長の功績に感謝の意を表するとともに、「この決断に多大な敬意を払い、今後の計画に対して全面的な理解を寄せたい」と語った。後任については18日に開く監査役会で協議するという。
ダイムラーと自動運転技術 両者で1200人体制
【ベルリン=ロイター時事】ドイツの自動車大手BMWとダイムラーは4日、自動運転技術の開発における長期的戦略提携で合意したと発表した。両社の開発担当者約1200人が、共同で研究開発に取り組む。自動車メーカーは利幅縮小に押される中、開発資源の確保を強いられている。
今回の戦略提携は、運転支援システム、高速道路での自動運転、自動駐車に関する技術開発に重点を置く。車への技術搭載は各社が個別に実施する。
BMWとダイムラーは2月、自動運転技術分野での提携を初めて発表するとともに、提携拡大の可能性について検討中であることを明らかにしていた。両社は量産車向けに2024年から自動運転技術を搭載することで合意したという。
(2019/7/7 05:00)