[ 政治・経済 ]
(2019/7/9 11:00)
【ワシントン=時事】トランプ米政権は8日、戦車108両と防空ミサイルなど総額22億ドル(約2400億円)相当の装備品を台湾に売却することを承認し、議会に通知した。米国による台湾支援を警戒する中国が反発するのは必至。貿易戦争の「休戦」で幾分緩和していた米中間の緊張が再び高まる可能性がある。
売却されるのはM1A2エイブラムス戦車や携行式地対空ミサイル「スティンガー」、多数の弾薬など。台湾は中国の軍事的脅威に対抗するため軍備近代化を急いでおり、今回の売却も近代化支援の一環とみられる。
(2019/7/9 11:00)