【電子版】ファーウェイ、上期23％増収 売上高6.3兆円 スマホ出荷1億台超

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  増収率は前年を上回ったものの1－3月比で大きく減速。トランプ政権の禁輸措置の影響が出始めている可能性がある（5月21日、ベルギー・ブリュッセルのサイバーセキュリティ検証センター＝ブルームバーグ）

　中国の通信機器メーカー、華為技術（ファーウェイ） の1－6月（上期）は米政府の同社に対する規制措置にもかかわらず20％を超える増収となった。同社が30日発表した資料によれば、上期売上高は前年同期比23％増の4013億元（約6兆3300億円）。利益率は8.7％だった。スマートフォンの出荷台数は24％増え1億1800万台。

　ただし、ファーウェイは困難に直面し、短期的な成長ペースが打撃を受ける恐れがあるとの見通しも示した。米政府による禁輸措置の悪影響を感じ始めている可能性がある。上期の増収率は2018年全体の19％を上回ったものの、1－3月期の39％からは減速した。（ブルームバーグ）