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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/2 12:00)
【ニューヨーク=時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が1日発表した2019年4-6月期決算は、純利益が前年同期比1.2%増の24億1800万ドル(約2630億円)となった。前年同期から販売を減らしたが、主力の北米市場で利益率の高いピックアップトラックなど大型車の販売が堅調だった。
特殊要因を除いた1株当たり利益は1.64ドルと、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の1.44ドルを上回った。19年通期の1株当たり利益見通しは6.5-7.0ドルに据え置いた。
売上高は1.9%減の360億6000万ドル。市場予想平均(同)は359億8000万ドルだった。
部門別では、主力の北米の売上高が0.6%減の283億2400万ドル。米国で販売台数が1.5%減少したものの、ピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)など利幅の大きい車が寄与し、税・利払い前利益(EBIT)は13.2%増の30億2200万ドルとなった。
中国や南米などの国際部門は売上高が14.9%減の40億4700万ドル。中国での販売急減が響いた。EBITは4800万ドルの赤字(前年同期は1億4300万ドルの黒字)だった。
世界販売台数は6.1%減の193万9626台。北米が4.0%減の87万5508台、中国が12.2%減の75万3926台、南米は0.8%減の16万2514台だった。
(2019/8/2 12:00)