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[ エレクトロニクス ]
(2019/8/16 05:00)
【シリコンバレー=時事】画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディアが15日発表した2019年5-7月期決算は、売上高が前年同期比17%減の25億7900万ドル(約2700億円)、純利益が50%減の5億5200万ドルとなった。大幅な減収減益だが、前四半期からの好転を示唆する内容だったため、15日の時間外取引で株価は大幅に上昇している。
主力のゲーム向けは、デスクトップパソコン用の不振を反映して27%の減収だったが、ノートパソコン用の販売は伸びたという。データセンター向けも14%の減収となったものの、前四半期からは3%の増収となった。自動車向けの売上高は30%増の2億0900万ドルと過去最高となった。
実質1株利益は1.24ドルとなり、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の1.15ドルを上回った。8-10月期は、売上高が29億ドル前後を見込む。
(2019/8/16 05:00)