機械設計９月号／画像認識・処理技術の基礎とシステム設計のポイント

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日刊工業新聞社が７日に発売する月刊誌「機械設計９月号」は「画像認識・処理技術の基礎とシステム設計のポイント」を２部構成で特集する。特集パート１は、リコーイノベーション本部ＡＩ応用研究センターの笠原亮介エグゼクティブスペシャリストが「画像認識技術の基礎と機械学習による外観検査技術」について執筆。各種カメラを用いた画像の撮影方法や画像認識の前処理などの基礎から、機械学習ベースの画像認識技術を外観検査へ応用する場合の考え方や開発方法、実際の画像認識アルゴリズムの実例までを解説する。

パート２は工場自動化（ＦＡ）機器メーカーなど６社が最新の画像認識・処理システムの特徴などを紹介する。オムロンやコグネックス（東京都文京区）、三友工業（愛知県小牧市）は人工知能（ＡＩ）検査機能を搭載したシステムによる工程自動化を提案する。加工・成形・塗装・組み立てした製品（部品）に対する検査工程では、目視によるバラつきや見落としの排除、作業の効率化や人手不足に対応するためにも、自動化のニーズが高まっている。