第50回機械工業デザイン賞IDEA/喜びの声

(2020/12/17 05:00)

「第50回機械工業デザイン賞IDEA」の受賞者から喜びの声が挙がった。(総合1参照)

◇  ◆  ◇

【匠によろこびを アネスト岩田取締役専務執行役員コーティング事業部長・大澤健一氏】

スプレーガンはニッチな世界の手工具にすぎないが、デザインを評価され、当社にも業界にもうれしい限りだ。使用者である塗装の匠(たくみ)の方々に「持つよろこび、吹くよろこび」を提供し続けていく。

【加工の課題改善 アマダ社長・磯部任氏】

世界初の光技術を開発し、板金加工の課題を大きく改善できた。IoT(モノのインターネット)や多彩な自動化機能を組み合わせ、顧客のモノづくりや働き方改革を支援する。

【挑戦続ける ウエノテックス社長・上野光陽氏】

製品デザインが評価されての受賞は当社にとって初めてで大変うれしい。デザインを担当した菊地瞬主任の励みになると思う。社会に不可欠な静脈産業を支えるため、お客さまの声を大切に挑戦を続けたい。

【大きな励みに オークマ社長・家城淳氏】

大変な栄誉であり、当社、そして開発者の大きな励みになる。この2機種が工作機械の本質である加工精度の維持に加え、計測までの工程集約をデザインとして評価頂けたのをうれしく思う。

【最高の満足提供 キャニコム社長・包行良光氏】

誠に光栄だ。今回で4度目の受賞となる。今後も常にお客さま目線で必要とされる商品、デザイン、機能にこだわっていく。最高の満足をお届けするように日々精進を重ねる。

【使い勝手工夫 キヤノンメディカル事業本部部長・木倉龍太氏】

「見えなかったものを見えるようにする」を目標に製品を開発している。患者、撮影者、医師それぞれに喜んでもらえるよう使い勝手を工夫した結果が認められ受賞につながりうれしい。

【自動運転へ進歩 クボタ収穫機技術部部長・近藤博幸氏】

関係者一同、大変喜んでいる。自動運転に向けて着実に進歩させつつデザインにおいても統一感を持たせた。受賞を励みに、さらに農業機械を進化させ日本の農業に貢献していく。

【集大成の製品 コベルコ建機常務執行役員ショベル営業本部長・絹川秀樹氏】

建設機械の外観や機能だけでなく、社会性や安全性の改善にも取り組んできた。この集大成である「SK75SR―7」が栄えある受賞を賜りましたことはこの上ない喜び。引き続き精進する。

【優れた操作性 コマツ社長・小川啓之氏】

栄えある賞をいただき、心より感謝申し上げる。最新技術を結集させた「GD405―7」はコンパクトな車体で、より安全で優れた操作性を実現し高評価をいただいている。今後も「品質と信頼性」を追求した商品を提供していく。

【独自の小型設計 シチズンマシナリー社長・中島圭一氏】

「自動旋盤で、より効率的かつ迅速に複合・複雑加工をしたい」という顧客の声に応えるため、当社独自の小型設計を施した「L20 ATC」は誕生した。顧客と当社の思いが込められた同機の受賞を大変うれしく思う。

【機能美を追求 島津製作所分析計測事業部LCビジネスユニット長・井上隆志氏】

50回という節目に受賞できたことはうれしい。海外を含めて計測機器のデザインも「いいね」と言っていただけている。単に装置の性能を実現するだけではなく、今後も機能美を追求していきたい。

【新たな可能性 東芝ライテック社長・平岡敏行氏】

あらゆる施設の天井に設置され、電源を搭載しているという照明器具のロケーションの特長に注目して開発した。照明の新たな可能性を開拓する商品であり、こうした試みが高く評価され大きな励みになる。

【介護現場に貢献 FUJI社長・須原信介氏】

お客さまの声に徹底的に向き合って開発した製品。介護現場での受け入れやすさと安全性・機能性を両立するため、特にデザインにはこだわったので受賞は光栄。今後もテクノロジーで社会課題解決に貢献したい。

【新ステージ開拓 古河ロックドリル社長・阿部裕之氏】

システム効率の高い油圧クローラードリルによる大孔径対応機を開発し、効率、省エネ、安全性、生産性の向上に貢献できた。受賞を励みに商品力とサービス力をさらに高め、新たなステージを開拓する。

【表示灯を工夫 ホリゾン執行役員開発部部長・大内山耕氏】

デザインのほか、ユーザーが作業しやすいように表示灯で機械全体を照らすなどの工夫を施した。この製品をシリーズ化し、客先のスマートファクトリーの実現に貢献したい。受賞は弾みになり、非常にありがたい。

【乗降を容易に 堀場製作所営業本部・古川和樹氏】

自動車車両への乗せ降ろしが容易になるよう取っ手の場所などにも工夫した。受注もかなり増えている。試験のパートナーとしてこの製品を通じ、自動車会社の開発や評価の自動化、精度向上に貢献したい。

【効率化支える ミツトヨ社長・沼田恵明氏】

久しぶりの受賞で大変うれしい。受賞製品はラインサイドで高精度測定ができる新しい3次元測定機。今後も生産現場の自動化や効率化に貢献できるよう、ラインサイド・インラインを強化していきたい。

【アジア向け焦点 三菱ロジスネクスト上席執行役員・新家雅隆氏】

物流機器業界では電気車化が加速する。日本や欧米では製品の半分が電気車だ。アレシスは国内やアジア市場に焦点を当てた製品で安全性と経済性を両立する。受賞をてこにお客さまに価値ある製品を提供したい。

【自動化に対応 村田機械執行役員・柳井武則氏】

流通の市場環境は活況。仕分けや搬送における自動化の要求は増している。今回の製品はこれに対応でき、受賞は良いきっかけになる。一般の方が作業される中に設備を置くため、FAではなくOAに近いデザインを目指した。

【ニーズに応える 安川電機取締役常務執行役員ロボット事業部長・小川昌寛氏】

栄えある賞をいただき光栄だ。防塵・防滴構造など、さまざまな使用環境への対応を実現した。人協働ロボットの活用拡大に向け、顧客ニーズに応える製品開発にまい進する。

(2020/12/17 05:00)

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