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(2021/12/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日発売する月刊誌「型技術」1月号の特集は「カーボンニュートラル&SDGsへの素形材メーカーの取組み」をテーマに、金型や部品の製作で二酸化炭素(CO2)の抑制や環境負荷低減につながる技術を紹介する。
地球温暖化防止に対する世界の取り組みとしてカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)とSDGs(国連の持続可能な開発目標)の開発目標(目標7および13)は産業界にとって喫緊の課題となっている。先のCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)でも、世界の平均気温上昇を1・5度Cに抑えるという目標が明示された。
CO2の排出を抑制しながら、いかに産業活動を持続させるべきか。特に日本の経済を支える製造業および素形材産業の取り組みは重要になってくる。それに対して特集では、鋳造工程でのCO2抑制や省電力につながる成形機器などのハードウエアはもとより、CO2の抑制につながる開発手法の評価などソフトウエアも含めて最近の素形材技術に焦点を当てている。
(2021/12/15 05:00)