国と東電、節電を緊急要請 管内1都8県で需給逼迫

(2022/3/22 12:00)

 国と東京電力ホールディングスは22日、東電管内の1都8県での電力需給が非常に厳しくなっていることから、緊急で節電を呼びかけている。各職場や家庭で不要な電気を消灯、暖房は20度Cに設定することなどで、22日23時まで10%程度の節電を要請している。政府は2011年の東日本大震災を機に設けた「電力需給逼迫警報」を初めて発令した。

 福島県沖で16日深夜に発生した地震の影響でJERAの広野火力発電所6号機(福島県広野町)などが停止していることに加え、22日早朝からの低気温で11時現在の電力使用量は4455万キロワットで、すでに通常の発電能力を超えており、揚水発電でカバーしている。ただ、「予定よりも午前中に揚水を多く使っている」(東電広報)ことから、夕方にかけての需給が心配される。11時30分に国と東電は緊急会見を開き、節電を強化するように呼びかけた。

(2022/3/22 12:00)

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