第40回優秀経営者顕彰 受賞33氏の「喜びの声」

　日刊工業新聞社は優れた中堅・中小企業経営者を表彰する「第４０回優秀経営者顕彰」（選考委員長＝石村和彦産業技術総合研究所理事長兼最高執行責任者）で、最優秀経営者賞にメトロール（東京都立川市）の松橋卓司社長を選出するなど、３３人の受賞者を決定した。１９８３年に始まった同顕彰制度は、卓越した手腕により企業の成長や社会の発展に大きく貢献した経営者を表彰する。贈賞式は２０２３年１月１８日に東京・大手町の経団連会館で開催する。

最優秀経営者賞（優秀経営者賞）　メトロール社長・松橋卓司氏

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《受賞理由》接触式の精密位置決めセンサーの専業メーカー。多様なニーズに対応するセンサーを１０００種類以上そろえ、世界トップクラスのシェアを誇る。電子商取引（ＥＣ）を早くから手がけて海外市場を開拓し、海外売上高を伸ばした。現場ニーズに即した新製品の開発や自動化投資も積極的に推進。自社の強みを生かして成長につなげる経営手腕が高く評価された。

《喜びの声》１９７６年の創業以来「位置決めセンサー」に特化し、独自性ある製品の開発・製造にまい進して参りました。本賞については１１年に私の父親が「優秀創業者賞」を受賞しており、２代にわたり名誉ある賞をいただけたことを大変うれしく思います。当社を支えてくださっているお客さまや協力会社の皆さま、従業員、ご家族に感謝いたします。（東京都立川市）

・第40回記念特別賞

・優秀経営者賞

・優秀創業者賞

・青年経営者賞

・女性経営者賞

・地域社会貢献者賞

・産学官イノベーション創出賞

・日刊工業新聞社賞