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(2023/7/17 05:00)
夢はクラウドの第一人者
(総合1から続く)名古屋工業大学の工学部情報工学科を卒業し、2019年に入社しました。「私はプログラミングよりもインフラが向いている」と感じ、ネットワークの技術を中心に学びました。学生時代はラグビー部のマネージャーをしていたこともあり、支える側として活躍するのが楽しい性格だと思っています。
東邦ガスグループの社員が使うネットワークを保守することが私の仕事です。新しくシステムを開発する時に、サーバーや通信する機械の設定を調整したり、配線を考えたりします。最近ではグループの各拠点にWi-Fi(ワイファイ)を整備し、会議のペーパーレス化を進められたことに達成感を覚えました。
トライアンドエラーを繰り返すという進め方は大学時代と変わりません。ですが、グループ社員の円滑な業務運営に影響を与えてはいけないため、システムの安定稼働は絶対条件です。確実な方法を模索したり、2重確認を徹底したりと緊張感のある毎日を過ごしています。
今は社内でサーバーを運用するオンプレミスからクラウドへ情報システムを移行するための基盤づくりも手がけています。仕組みや考え方が異なるため、さらに理解を深めたいです。いつかは東邦ガスグループで一番クラウドに詳しい第一人者になりたいです。
所属するインフラ基盤グループでは18人が働いていて、女性は6人います。ここ1、2年で部署内の男性社員が2人ほど育児休業を取得しました。
休みの日には家の近所にあるラーメンのお店を巡ったり、ラグビーの試合を見たりして楽しみます。(文・写真=名古屋・永原尚大)
◇東邦ガス情報システム IT基盤サービス部 インフラ基盤グループ 長谷川愛里(はせがわ・あいり)さん
(2023/7/17 05:00)