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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/12/6 14:00)
【シリコンバレー=時事】米グーグル系で自動運転開発を手掛けるウェイモは5日、アリゾナ州フェニックスで、利用者から料金を徴収する自動運転車の配車サービス「ウェイモ・ワン」の開始を発表した。2009年にグーグル社内で始まったプロジェクトは商用化の段階に入った。
利用者はスマートフォンの専用アプリをダウンロードし、クレジットカードを登録。目的地までの料金や到着予想時刻を事前に確認でき、使い方はウーバー・テクノロジーズなどの配車アプリと近い。
当初は、公道試験に参加した地域住民数百人を対象とし、緊急時に運転操作する要員が同乗する。車両は欧米自動車連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のミニバンを使用。最大で大人3人と子ども1人が乗車可能で、車は24時間いつでも呼び出せる。
ウェイモは16年にグーグルから分社し、持ち株会社アルファベット傘下の事業会社として発足。自動運転車による公道試験の走行距離は累計1000万マイル(約1600万キロメートル)を超えている。
(2018/12/6 14:00)