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ネスレと東北大学が“コーヒーの香りと人間の行動変容”に関する日本初の実験を実施 コーヒーの香りによって、困っている人を助ける人の割合が約3倍に増加

(2017/11/9)

カテゴリ:キャンペーン

リリース発行企業:ネスレ日本株式会社

ネスレと東北大学が“コーヒーの香りと人間の行動変容”に関する日本初の実験を実施 コーヒーの香りによって、困っている人を助ける人の割合が約3倍に増加

「ネスカフェ ゴールドブレンド」50周年記念「Thanks Coffee」プロジェクト第二弾

ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO 高岡 浩三、以下「ネスレ」)は、「ネスカフェ ゴールドブレンド」発売50周年を記念し、大切な人に「ありがとう」を伝え、全国に「ありがとう」を広げる「Thanks Coffee」プロジェクト(※参考資料)の第ニ弾として、東北大学と共に「コーヒーの香りが人の行動にもたらす効果を調査する実験」(※参考資料)を行い、その結果をまとめたWeb動画「ネスレ×東北大学 あなたが知らないコーヒーのチカラ」を11月9日(木)より公開します。







【Web動画タイトル】ネスレ×東北大学 あなたが知らないコーヒーのチカラ
【公開日】     2017年11月9日(木)
【公開サイト】   オフィシャルWEBサイト: https://nestle.jp/brand/ngb/thanks/
          YouTube: https://youtu.be/xrpsLrKpvnk


■コーヒーの香りによって、困っている人を助ける人の割合が約3倍に増加
ネスレが実施した日本人の「他者との関係に関する意識調査」(※参考資料)によると、83%の人が「困っている人の力になりたい」と考えているにも関わらず、75%の人が「見て見ぬふりをしたことがある」と回答しており、実際に困っている人を助ける行動を起こすことには気持ちの面で何らかの難しさがあることが見受けられます。

Web動画「ネスレ×東北大学 あなたが知らないコーヒーのチカラ」を公開するにあたり、コーヒーの香りが有る場合と無い場合で、困っている人を助ける人の割合がどのように変化するかを調査するため、実験では内容を知らされていない男女の対象者100名が、「落とした物が転がってしまう」などで困っている人と遭遇する場面を設定しました。

その結果、困っている人を助けた人の割合は、コーヒーの香りが無い状態では14%となりましたが、「ネスカフェゴールドブレンド」の香りがある状態では、コーヒーの香りが無い状態と比べて約3倍となる46%の人が困っている人に声をかけ、手助けをする結果となりました。また助けた側と助けられた側で感謝の気持ちを伝え合うなどのコミュニケーションも生まれました。
ネスレは今回の実験結果を受け、コーヒーの香りが他者を助けようとする気持ちの後押しをし、人の行動を変えるきっかけになったのではないかと考えています。

なお、今回の実験に参画した東北大学大学院文学研究科の坂井信之教授は、今回の実験結果から「コーヒーの香りが人の行動にもたらす効果」について、以下のように考察しています。
「今回の実験は、香りと人の親切行動の関係を心理学的に調査した事例となりますが、ここまで明確な差が出るとは思いませんでした。今回の実験結果は、統計学的にも有意な差がみられ、このような差が偶然に生じる確率は1%未満なので、とても興味深い結果だと言えます。コーヒーの香りが、嗅いでいる人をよい気分にさせ、その結果、他人に親切な行動を取らせるように働いたのではないかと考えられます。私たちが実施した別の実験でも、アロマセラピーに使われる香りよりも、コーヒーの香りの方がストレスをより早く減少させることがわかっています。」


参考資料


■「Thanks Coffee」プロジェクト概要
「ネスカフェ ゴールドブレンド」発売50周年を迎えた今秋、50年間ご愛飲いただいた「ありがとう」の気持ちをネスレから皆様に伝えると共に、「ネスカフェ ゴールドブレンド」を通じて、皆様がふだん伝えたいのに伝えられない「ありがとう」の言葉を直接大切な人に届けて欲しい、という想いを込め「Thanks Coffee」プロジェクトをスタートしました。

▼プレスリリースURL
http://www.nestle.co.jp/media/pressreleases/allpressreleases/documents/20170928_nescafe.pdf

▼「Thanks Coffee」プロジェクト オフィシャルWEBサイト
https://nestle.jp/brand/ngb/thanks/

■東北大学大学院文学研究科 坂井 信之教授



【所属】
 大学院文学研究科・文学部
 人間科学専攻 心理学講座 心理学分野
【略歴】
 大阪大学人間科学部卒業、同大学院人間科学研究科博士後期課程修了
 日本学術振興会特別研究員(広島修道大学)、科学技術振興事業団科学技術特別研究員、
 神戸松蔭女子学院大学(人間科学部生活学科)・大学院(心理学専攻)を経て2011年10月より現職
【研究分野】
 心理学、神経科学、応用心理学、健康心理学
【研究課題】
 食行動の心理学(感覚・知覚心理学、生物心理学、健康心理学など)
 化学感覚(味覚、嗅覚、体性感覚など)に関する認知神経科学

■ネスレ✕東北大学「コーヒーの香りが人間の行動にもたらす効果を調査する実験」について
実験内容を知らされていない男女100名を実験会場へ集め、「ネスカフェ ゴールドブレンド」の香りが無い状態で50人、有る状態で50人、それぞれ「木に引っかかったものが取れない」「落とした物が転がってしまう」の2つのシチュエーションで困っている人の横を通過させました。
▼実施期間 2017年10月10日(火)
▼調査対象 一都三県在住の10代、20代、30代、40代男女100人
▼調査結果
「ネスカフェ ゴールドブレンド」の香り無しの場合、助けてくれた回数 11回/77回
「ネスカフェ ゴールドブレンド」の香り有りの場合、助けてくれた回数 38回/82回

■「他者との関係に関する意識調査」について
ネスレが実施した日本人の「意識と行動のギャップ」を解明するための調査で、今回の実験にあわせて実施しました。
一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の10代~40代の男女1,000人を対象とし、「他者との関係」に関するアンケートをおこない、実験結果との比較分析を行いました。
▼実施期間 2017年10月12日(木)~10月13日(金)
▼調査対象 一都三県在住の10代、20代、30代、40代男女各125人計1,000人
▼調査方法 インターネットアンケート調査

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