ブラザー、産業用サーマルプリンター「Vx3-A」を開発

包装機業界最高クラスの実効速度*を実現

ブラザー工業株式会社（社長：佐々木一郎）は、業界最高クラスの実効速度を実現した、自動包装機専用の産業用サーマルプリンター「Vx3-A」を開発した。Vx3-Aは、高速印刷に加え、ブラザー工業がこれまで培った印刷技術を生かすことにより、幅広い包装条件や包装環境にも対応することが可能で、お客様の生産性向上に貢献する。



ブラザーは、2015年に英国のDomino Printing Sciences plc（ドミノ・プリンティング・サイエンス社）を完全子会社化して以来、グループ一体となった事業運営により、シナジーの最大化に努めてきた。さらに、ブラザーグループの中期計画CS B2021では、産業用印刷領域の成長基盤構築を行う中で、シナジー顕在化によるドミノ事業の成長再加速を目指している。そのファーストステップとして、ブラザー工業では初となる包装機専用の産業用サーマルプリンターを開発。今後は、本年４月に営業を開始した国内販売子会社であるブラザーインダストリアルプリンティング株式会社の製品ラインアップに加え、産業用プリンターの国内販売を拡大していく。

Vx3-Aは、自動包装機メーカー大手である株式会社フジキカイ(以下、フジキカイ)より高い性能と品質が認められ、最新式高速横形ピロー包装機「α wrapper 8」シリーズへの標準搭載が決定した。Vx3-Aでは包装機との真の統合をコンセプトに、フジキカイをアドバイザーに迎え、包装機業界で求められる機能を追求し、印刷能力向上を始めとするお客様のニーズに沿った仕様を実現した。

10月28日~11月1日に幕張メッセで開催された「JAPAN PACK 2019」では、Vx3-Aがα wrapper 8に搭載され初披露された。

●「Domino Vx3-A」について

[高速印刷を実現]
高速メカニカル機構設計と専用印字ヘッドにより、包装機器の加速・減速にも対応し、業界最高クラスの実効速度を実現。


[ダウンタイムの削減]
プリンタ本体はインクリボンカセットの交換などメンテナンスしやすい位置まで移動が可能。さらにワンタッチロック機構で、カセットの交換が容易になった上、カセット交換後の初期化時間12秒以下を達成。

業界最長クラスの1,100mインクリボンが装着可能。交換回数が減ることで、ダウンタイムの低減に貢献。


[一台で右送り、左送りに使用可能]
右送り機、左送り機のどちらにも設置できる構造のため、代替用プリンターを左右それぞれストックする必要がなくなり、維持費の低減を実現。


●「α wrapper 8(Vx3-A搭載モデル)」 について

フジキカイ製高速横形ピロー包装機の最上級モデル。包装、印刷の操作制御システムを統合し、操作の一元化を実現。オペレーターの負荷を低減したユーザビリティの高いモデル。（詳しくはα wrapper 8 製品ページを参照）



*実効速度・・・印字品質や包装機の動作条件を満たすなど、実際の使用環境下で発揮できる印字速度。


●ブラザーインダストリアルプリンティング株式会社
（https://bipj.brother.co.jp/）

●α　wrapper 8製品ページ
（https://www.fujikikai-inc.co.jp/products/horizontal_pillow/alpha_8_series.html）

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000011621.html