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デジタルトランスフォーメーションに向け、どこからでもセキュアなインターネット接続を提供する米国iboss, Inc.とリセラー契約を締結

(2020/8/4)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:兼松エレクトロニクス株式会社

デジタルトランスフォーメーションに向け、どこからでもセキュアなインターネット接続を提供する米国iboss, Inc.とリセラー契約を締結

兼松エレクトロニクス株式会社(社長:渡辺 亮、本社:東京都中央区 以下KEL)は、企業が進めるデジタルトランスフォーメーション(以下DX)に合わせ、どこからでもセキュアなインターネット接続を可能にする「ゼロトラストセキュリティ」基盤の一つとしてSecure Web Gateway(以下 SWG)サービスをクラウドで提供する米国iboss, Inc. (President:Peter Martini /CEO:Paul Martini, Boston US 以下iboss)とリセラー契約を締結しました。


1.【 リセラー契約の背景 】
企業がDXを進めていく上で、どこからでも安全にインターネットに接続できる環境の整備が必要です。社外から安全にインターネットにアクセスさせるために、現状、多くの企業ではVPNなどを経由して社内ネットワークへ接続してからインターネットに出る仕組みとなっています。そのため、社外からの接続数増加に伴い、リモートアクセス設備の不足や社内ネットワークの負荷など、企業内インフラへ及ぼす影響が大きくなっています。更に、最近のCOVID-19の影響で働き方改革の推進が加速し、リモートワークや在宅勤務をする社員が増加したことも加わり、企業インフラの課題がますます顕在化しています。

KELでは、そうした背景からどこからでもセキュアなインターネット接続を可能にするクラウドサービス提供型のSWGに注目しました。SWGをクラウドサービスとして提供しているベンダー企業は他にも存在していますが、大半のサービスがリソース共有型のため、オンプレミスのWebプロキシで実現していた機能が一部制限されてしまうケースがあります。一方ibossが採用しているコンテナ方式の場合ではリソース占有型でのサービス提供となるため、オンプレミスのWebプロキシに近い運用が可能となります。

KELでは、従来から販売していたリソース共有型SWGをリソース占有型SWGへシフトすることにより、お客様の満足度を更に向上させることを目指すとともに、ゼロトラストセキュリティへの推進を加速することが出来ると確信しibossとリセラー契約を行うこととしました。

2.【 Secure Web Gateway (SWG)とは 】
WebプロキシはWebサイトに出入りするトラフィックを処理するサーバーです。Webプロキシの持つアーキテクチャーを利用し、ユーザーのブラウザにデータを転送する前にマルウェアなどの脅威を確認する仕組みが組み込まれたものがSWGと呼ばれています。SWGのプロキシアーキテクチャーは、今日の高度な脅威に徹底的な保護を提供できる唯一のアーキテクチャーとなっています。


3.【 iboss cloud serviceの特徴 】
iboss cloudは、コンテナアーキテクチャーを採用し、前述のとおり、リソース占有型でのサービス提供を行っています。コンテナ方式により、テナントごとに独立したクラウドゲートウェイが提供できるようになりました。


iboss cloud architectureイメージ


iboss cloudの利点

4.【 ゼロトラストセキュリティ 】
守るべき資産が社内にあり、利用する人が社内にいることを前提とした従来型セキュリティを境界型セキュリティ(ペリメタモデル)と言い、守るべき資産が社内外問わず存在し、利用する人がどこからでも利用することを前提としたセキュリティを「ゼロトラストセキュリティ」・「ゼロトラストネットワーク」と言う。2010年にForester Research社より提唱され、2020年2月には、NIST※がゼロトラストアーキテクチャーであるNIST SP800-207(Draft2)を発表した。

※ NISTとはアメリカ国立標準技術研究所
「KEL Zero Trust Security Solution」
5.【 今後の展開 】
お客様のDX推進に不可欠なNISTのゼロトラストアーキテクチャーに準じたセキュリティ支援を「KEL Zero Trust Security Solution」として提供してまいります。
今回、リセラー契約を締結するibossのSWGを「KEL Zero Trust Security Solution」の中心としつつ、今後「KEL Security as a Service Lineup」の拡充を図ってまいります。

6.【 iboss, Inc. エンドースメント 】
日本はibossにとって重要な市場となっており、兼松エレクトロニクス株式会社(KEL)とのパートナーシップにより、この大きな市場でのチャンスを得ることができました。私たちは、日本においてibossを格別のクラウドセキュリティソリューションとして加速するために、KELを大切なパートナーとして迎え入れられることを喜ばしく思っています。
(原文:The Japanese market is a key focus for iboss and our partnership with Kanematsu Electronics Ltd.(KEL) has seen tremendous market opportunity. We are excited to add KEL as a valued partner to continue to drive iboss as the premier solution in Japan for cloud security.)

iboss, Inc.
Paul Martini, CEO/CTO

7.【 兼松エレクトロニクス株式会社の概要 】
(1)商号:兼松エレクトロニクス株式会社(英文表記:Kanematsu Electronics Ltd.)
(2)事業内容:IT(情報通信技術)を基盤に業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業
(3)本店所在地:〒104-8338 東京都中央区京橋2-13-10
(4)代表者:代表取締役社長 渡辺 亮
(5)資本金:90億3,125万円
(6)売上高:(連結)719億61百万円
(7)従業員:(単体)403名 (連結)1,274名
(8)URL:http://www.kel.co.jp

8.【 iboss, Inc.の概要 】
(1)商号:iboss, Inc.
(2)事業内容:クラウドゲートウェイサービスの開発
(3)本店所在地:Boston, Massachusetts,
(4)代表者:President and co-founder Peter Martini, CEO/CTO and co-founder Paul Martini
(5)従業員:約200名
(6)URL:https://www.iboss.com/

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

【営業に関するお問い合わせ先】
兼松エレクトロニクス株式会社
ビジネス戦略・アライアンス統括室
担当:関戸
TEL:03-5250-6567
e-mailアドレス:kel-security@ml.kel.co.jp


【報道関係からのお問い合わせ先】
兼松エレクトロニクス株式会社
経営企画室:猿渡
TEL:03-5250-6279
e-mailアドレス:info@kel.co.jp

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