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HPE GreenLake cloud services for VDIおよびパートナーシップを拡大し、リモートワークのニーズ増に対応

(2020/12/8)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:HPE

新しいHPE GreenLake cloud services for VDIは、Citrix、Nutanix、NVIDIA、VMwareとのパートナーシップにより、様々なリモートワーカーに対応した最適なソリューションを提供


ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 望月 弘一)は本日、オンプレミスの IT 環境を従量課金制でサービス提供するHPE GreenLake cloud servicesの新たなサービスおよびパートナーシップを発表しました。増加する企業のリモートワーク対応を支援し、必要不可欠な事業継続性を提供する仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)向けに新たに発表したHPE GreenLake cloud services for VDIは、簡素化された管理、速やかな生産性向上、強固なセキュリティとコントロール、コスト削減を実現し、急増するリモートワークの社員に適用可能な、実証済みの技術を企業に提供します。この新しいクラウドサービスでは、Citrix、Nutanix、NVIDIA、VMwareなど、主要なHPEパートナーの技術も活用されます。

IDCは、「COVID-19以前には、在宅勤務を採用する企業は20%にとどまっていたが、2020年末には過半数の企業が社員の在宅勤務を検討している1」とレポートしています。また、ガートナーによる最近の調査でも、ほぼ半数の雇用主が今後の働き方のモデルの一つとしてリモートワークを考えていることが示されました。新型コロナウイルス感染拡大(パンデミック)以前には3分の1以下だったことに対する増加です。そして約80%の社員が、時にはリモートで働きたいと考えているとの結果も示されています。

HPEは先進のクラウドサービスとソリューションを提供し、働き方を再考する力を企業に与えます。そうした働き方には在宅勤務やモバイルデバイスを使うことも含まれ、社員には、安全でカスタマイズされた、生産性の高い、卓越したユーザーエクスペリエンスを実現します。HPEはすでに様々な業種・業界のVDIイニシアチブで採用されており、詳細を「お客様事例ウェブサイト」に公開しています。本日の発表はこうした動向の中で、様々な役割とユースケースをサポートするVDI環境を実現し、お客様に完全なソリューションを提供するためのパートナーシップを拡大するものです。

HPE GreenLake cloud services for VDIを利用することで、お客様は、サポート対象の職務のタイプとリモートワークを行う社員数に応じて最適な組み合わせを選択でき、料金は使用量に基づいて月単位で請求されます。例えばリモートワーカーのタイプをパワーユーザー、エンジニアリングワーカー、ナレッジワーカー、タスクワーカーに分類すると、以下のようにそれぞれに最適な組み合わせを選択することが可能です。

・パワーユーザーは、オフィスアプリケーションをより集中的に使用するアプリ開発者などで、中程度のグラフィックス要件がある、またはマルチスクリーンを使用しているユーザーです。このようなパワーユーザーは、HPE ProLiantサーバー、あるいはHPE Nimble Storage dHCIハイパーコンバージドシステムとNVIDIA Virtual PCソフトウェアが組み込まれたNVIDIA GPUを使用して、永続型あるいは非永続型のモデルでアプリケーションを展開できます。

・エンジニアリングワーカーは、CAD/CAEユーザーあるいは金融トレーダーのように高度なグラフィックスを使用したり、データを解析したりする専門家です。エンジニアリングワーカーは、HPE ProLiantサーバーあるいはHPE Nimble Storage dHCIハイパーコンバージドシステムと、NVIDIA Virtual Workstationソフトウェアが組み込まれたNVIDIA GPUを使うことにより、GPUを利用したコンピューティングと、遅延を最小化するためにコンピューティングリソースの近くに配置された高性能ストレージの保存データのメリットを享受できます。

・ナレッジワーカーは、オフィス生産性アプリケーションを活用し、インターネット検索を活発に行うユーザーで、HPE ProLiantサーバー、HPE Nimble Storage dHCIハイパーコンバージドシステム、またはHPE SimpliVityハイパーコンバージドシステムにより、数十万ユーザーをサポートするよう、拡張できます。

・タスクワーカーは、コールセンター担当者など、一般に高度なコンピューティング力を必要としない限定されたアプリケーションを利用するユーザーで、HPE ProLiantサーバーあるいはHPE Nimble Storage dHCIハイパーコンバージドシステムのメリットを享受できます。

HPE GreenLake cloud services担当シニアバイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのキース・ホワイト(Keith White)は次のように述べています。「新型コロナウイルス感染拡大によって、お客様は在宅勤務への急速な移行に取り組んでいます。弊社含め、皆さんが初期に取らなければならなかった対策を超えて、今や企業はパンデミック後のニューノーマルの世界をより戦略的に考えており、将来のワークプレイスのあり方を形作るために弊社に協力を求めています。私たちは、HPE GreenLake cloud services for VDIによって、セキュリティと生産性の向上に加え、コスト削減と管理の簡素化を網羅したソリューションをas-a-serviceとして提供してまいります。」

HPEのパートナーエコシステムを強化
HPEは、HPE GreenLake cloud services for VDIを導入できる方法をパートナーエコシステムを通じて拡大しています。CitrixのVDIを提供することに加え、多くのお客様が標準として採用しているVMware Horizonも選択肢に含まれています。そして、高負荷ワークロードの処理にNVIDIA仮想GPU (vGPU)技術を導入することもできます。お客様は、人気の高いNutanixハイパーコンバージド(HCI)ソフトウェアをVDIサービスで活用するにあたってHPE GreenLake cloud servicesを利用可能です。その場合、HPE ProLiantサーバーファミリーの一製品であり、Nutanixソフトウェアを装備したHPE ProLiant DXにより、インフラ管理が簡素なプライベートクラウドおよびハイブリッドクラウドを構築でき、HPE GreenLake cloud servicesの柔軟な従量課金で利用することができます。

Citrixのアライアンスマーケティング担当バイスプレジデントのリズ・フラー(Liz Fuller)氏は次のように述べています。「昨今は場所に依存することなく、仕事ができるようになっています。多くの社員が自宅、公共の場所、必要に応じてソーシャルディスタンスを取ったオフィスなど、どこからでも高い生産性で働いています。社員はどこにいても、仕事をこなすためアプリケーションやシステムへのセキュアで信頼性の高いアクセスに加え、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、中断のない一貫性のあるエクスペリエンスを必要としています。HPEはCitrix Virtual Apps and Desktopサービスを先端のソリューションとして選択してくださり、お客様は仮想アプリとデスクトップ両方にわたって最善が得られるハイブリッドな働き方を導入する際に、柔軟な従量課金制のHPE GreenLake cloud servicesが利用できるようになりました。」

VMwareのエンドユーザーコンピューティング製品管理担当バイスプレジデントのバラス・ランガラジャン(Bharath Rangarajan)氏は次のように述べています。「リモートワーカーをサポートする必要性が増大したことに伴い、VDIに対する要請に加え、必然性があらゆる組織で高まりました。私たちはこのように進化する要件をHPEとの協業によりサポートできること、そしてお客様の仮想デスクトップ環境をVMware Horizonにより、いっそうインテリジェントなものにできることを誇りに思います。VMware Horizonでは簡素化された管理、より高いセキュリティ、優れたコスト効率、これまでにないより優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。私たちは、最も要件の厳しい、セキュリティが最重要視される業務にも適合する革新的なVDIソリューションの活用を支援できることを楽しみにしています。」

Nutanixのチーフコマーシャルオフィサーのターカン・マナー(Tarkan Maner)氏は次のように述べています。「Nutanixは、セキュリティ、性能、信頼性と柔軟性を提供する革新的なハイブリッドクラウドインフラストラクチャソフトウェアにより、何千もの企業、何百万ものエンドユーザー向け仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)中心のデジタルワークプレイスを強化してきました。Nutanixのハイブリッドなマルチクラウドソリューションは、HPE GreenLake cloud servicesとの組み合わせによって、パンデミックのさなかもその後も、事業を継続可能にする消費モデルおよび運用モデルの選択肢を提供します。NutanixとHPEのここ1年にわたるパートナーシップは好調で、さらなる成長を楽しみにしています。」

NVIDIA GPU仮想化ソフトウェア 製品マーケティング担当シニアディレクターのアン・ヘッチ(Anne Hecht)氏は次のように述べています。「多くの社員が自宅で仕事をするようになり、クリエイティブ職や技術専門家だけでなく、パワーユーザーも強力なグラフィックス処理能力を備えたVDIソリューションをこれまで以上に必要としています。HPE GreenLake cloud services for VDIはNVIDIA vGPUをサポートし、ユーザーの働いている場所がどこであっても仮想デスクトップやワークステーションへのアクセスと処理能力の実現に寄与します。」

HPE GreenLake cloud servicesは、オンプレミス、エッジ、コロケーション施設いずれでも従量課金制で導入できる柔軟なas-a-serviceプラットフォームを通じて、お客様がデジタルトランスフォーメーションを推進するためのパワフルな基盤を提供します。HPE GreenLake cloud servicesは、クラウドのシンプルさおよび俊敏性と、ハイブリッドITで得られるガバナンス、コンプライアンス、可視性を兼ね備えています。HPE GreenLake cloud servicesはイノベーションを加速するクラウドサービスを広範に網羅し、コンピュート、コンテナ管理、データ保護、HPC、機械学習の運用、ネットワーキング、SAP HANA、そしてストレージ、VDI、仮想マシン(VM)を対象としています。

HPE GreenLake cloud servicesのビジネスは、総額40億米ドルを超える契約価額を達成し、700以上のパートナーがHPE GreenLake cloud servicesを販売し、フォーチュン500企業を含むあらゆる業種と規模の1,000社以上のお客様に採用され、急速に成長しています。

提供開始時期と参考資料
本プレスリリースに記載の各製品の、HPE GreenLake cloud services for VDIとしての提供開始時期は次の通りです。
・Citrix VDIソフトウェア:2020年12月8日より提供開始
・NVIDIA GPU仮想化ソフトウェア:2021年3月までに提供開始予定
・NUTANIX:すでに提供中
・VMware Horizon:すでに提供中

HPE GreenLake cloud servicesに関する詳細:
https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html

HPEのお客様事例は各種ありますが、以下サイトにアクセスし、キーワード「VDI」を入力してご覧ください:
https://h50146.www5.hpe.com/enterprise/casestudy.asp

2020年11月10日にHPEが開催した、デジタル経済のためのワークフォース戦略を構築する実践的な段階に関する、業界の専門家とのディスカッション「Workplace Next」バーチャルイベントの録画(英語):
https://hpe.events.cube365.net/hpe/workplace-next

*1 出典:IDC「Work-From-Home Trends: Moving from Crisis to Recovery」Doc # US46248321,2020年6月

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、edge-to-cloud platform as-a-serviceを提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (または03-5749-8279)
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/

(C) 2020 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。

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