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凸版印刷、リサイクルフィルムを使用した環境配慮型・紙パックの販売開始

(2020/12/22)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:凸版印刷株式会社

凸版印刷、リサイクルフィルムを使用した環境配慮型・紙パックの販売開始

EP-PAKのラインアップにメカニカルリサイクルPETを使用した製品を追加リサイクル材料の配合率を世界最高レベルの80%を実現、CO2排出量を24%削減

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、地球温暖化やプラスチックごみ問題など、環境課題への関心が高まる中、環境負荷の低減と、循環型社会の実現につながる「トッパンサステナブルパッケージ」を展開しています。


 その中で、1985年より環境配慮型パッケージとして紙パック「EP-PAK」の販売を開始し、日本酒や焼酎などに数多く採用されています。このたび、内装に「GL FILM」を使用した環境配慮型紙容器「EP-PAK・GL」に「メカニカルリサイクルPET」(※1)を使用した製品をラインアップしました。再生樹脂配合率を世界最高レベルの80%を実現した、「メカニカルリサイクルPET」を使用したフィルムを採用することで、「EP-PAK・GL」の包材製造時に排出するCO2を24%削減します。2021年1月より本格的な販売を開始します。
 なお本製品は、大関株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:長部 訓子、以下 大関)の「のものも500ml箱詰め」で採用されています。
(左)環境配慮型紙容器 「EP-PAK」          (右)採用事例:大関「のものも 500mlはこ詰め」



■ 開発の背景
CO2排出量削減をはじ めとした地球温暖化対策や生物多様性保全、環境負荷低減など、環境問題への関心が高まっている現在、リサイクル資源の活用が重要視されています。全世界で「循環型社会=リサイクル」の実現に向けた対応が進められており、容器・包装で使用されるプラスチックについて、「リサイクル素材を積極的に使用する」動きが活発となっております。
 これらの環境問題への対応強化を背景に、凸版印刷では、紙素材を使用したパッケージ開発に加え、回収したPETボトルからの再生材料を使用したフィルム「メカニカルリサイクルPET」を活用した各種包装材を開発しています。この度「メカニカルリサイクルPET」を紙パック「EP-PAK」に展開し、さらに環境性能を高めた紙パックを開発しました。

■ 本製品の特長
・「CO2排出量削減効果」が高い
 本製品は「メカニカルリサイクルPET」を使用しています。「メカニカルリサイクルPET」を使用したフィルムは通常のPETフィルムと比べて、CO2を24%削減することが可能。高いCO2削減効果を実現します。

・高い再生樹脂の配合率
 「メカニカルリサイクルPET」の再生樹脂配合率は世界最高レベルの80%を実現しています。また、一般のPETフィルムと強度、透明性など同等の性能を実現しています。

・環境に配慮した「森林認証紙」を使用も可能
 本製品では、厳しい審査を通過した森林・木材を使用した「森林認証紙」の使用が可能です。製造工場においてはFSC(Forest Stewardship Council(R):森林管理協議会、継続可能な森林管理を目的とした団体)、PEFC(Program for the Endorsement of Forest Certification Schemes:各国・地域の森林認証基準を相互承認する団体)の双方のCOC認証(※2)を取得しています。

・プラスチック分別廃棄機能「オルカット」「トルキャップ」にも対応
 凸版印刷のEP-PAKは、紙パックに使われているプラスチック製の口栓部分を簡単に分離させ、分別廃棄が出来る機能「オルカット」「トルキャップ」を展開しています。「新型EP-PAK」はこの「オルカット」「トルキャップ」に対応しており、リサイクル適正を向上させています。

■ 今後の目標
 凸版印刷は本商品を、清酒・焼酎・調味料メーカーへの提案を進め、2023年度に5億円の売上を目指します。今後も、「メカニカルリサイクルPET」の用途を拡大し、再生資源の有効活用を行うことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※1 メカニカルリサイクルPET
使用済みPETボトルを粉砕・洗浄した後に高温で溶融・減圧・ろ過などを行い、再びPET樹脂に戻したものです。リサイクル樹脂の使用比率で世界最高レベルとなる80%を実現しています。

※2 COC認証
製造・加工・流通段階において他の非認証材料と分別管理されている製品が受けられる認証。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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